①はじめは歯周病の進み具合を検査します。歯周ポケットの測定、レントゲン診断、噛み合わせの確認等の検査を行い情報を集めます。
②その検査情報の結果をもとに、まずはプラークコントロール(歯の表面の歯垢の除去)をするために、歯磨き指導を行います。
軽度の歯周病の場合は、適切なブラッシングと歯と歯茎の間から歯石を取ることで、治す事ができます。
③症状が重度の場合は、1回の治療につき4~6歯ずつ、歯と歯肉の間の深い所に沈着している歯石を丁寧にかき取ります。
④歯石除去後1~2週間空け、炎症がどの程度改善されているか再び検査を行い、改善が見られる部位はその後のプラークコントロール(セルフケア、プロフェッショナルケア)の指導を行っていきます。
⑤プラークコントロールは患者さん本人が家庭で歯ブラシを使って行うことが中心となります。
しかもそれらは歯周病治療の根幹をなす最も重要な治療です。
セルフケアに加えて歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けていただき、定期的な検査とクリーニングを受けていただくことによって、健康な歯周組織を保つためのお手伝いをさせていただきます。