ホワイトニングの基礎
歯に色が付く理由
・コーヒー、紅茶、タバコ等による変色
・加齢による変色
・全身疾患に由来する変色
歯を白くするにはどうしたらいいの？
歯を白くするためにできる方法はいくつかあります。
①歯のクリーニング（ＰＭＴＣ）
②ホワイトニング（ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類があります）
③白い素材を貼り付ける、目立たない詰め物、被せ物に変える
歯のクリーニングとホワイトニングの違い
歯の表面の汚れ（茶渋、ヤニなど）を落とし、自分の歯本来の色を取り戻すのが歯のクリーニングです。
クリーニングだけでは本来の自分の歯以上白くすることはできません。
ホワイトニングは、歯の表面の汚れではない「本来の歯の黄ばみ」を白くします。
例えば、汚れてしまった白いシャツを洗濯するのが「クリーニング」
年月が経って黄ばんでしまった白いシャツを、漂白剤で白くするのが「ホワイトニング」です。
ホワイトニングの効果
ホワイトニングの効果には個人差があり、すぐに白くなる人もいれば、なかなか白くならない人もいます。
何回もホワイトニングを繰り返していれば、徐々に白くなっていきます。
（歯に何か特別な事情がある場合を除きます）
ホワイトニング効果の持続期間は、その人の生活環境（歯磨き、食生活など）にもよりますが、通常１年程度です。
年１回程度のタッチアップ（再ホワイトニング）を行っていけば白さを保つことができます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは？
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行う方法です。
高濃度の薬液を使用し、さらにレーザーなどを当てて薬剤の効果を高めるため、短期間で歯を白くできますが、一度で希望の白さにならない場合には、数回通院する必要があります。
また、オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くすることができる反面、短期間で色の後戻りが起こりやすいというデメリットもあります。
オフィスホワイトニングの治療期間
通院は通常2回。
1回の施術にかかる時間は90分程度です。
オフィスホワイトニングのメリット
・短期間で歯を白くすることができる。
・全て歯科医院のお任せなので気軽に行うことができる。
オフィスホワイトニングのデメリット
・かならずしも一回で理想の歯の色になるとは限らないので、場合によっては数回歯科医院に通う必要がある。
・人によっては少しまだらに白くなることがある。
・ホームホワイトニングよりも、色が後戻りしやすい。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは？
ホームホワイトニングとは、患者さん自身がマウスピースの中に薬液を入れ、家で毎日数十分～数時間装着する方法です。
ホームホワイトニングの治療期間
通常約2～3週間程度（希望の白さになるまで薬の追加購入で継続していただけます）
ホームホワイトニングのメリット
・歯に与えるダメージが少ない（治療期間中、歯がしみにくい）。
・自分の思い通りの白さになるまで続けることができる。
(薬液は追加購入することができます)
・オフィスホワイトニングにくらべて色が後戻りスピードが遅い。
・歯科医院へ複数回通う必要がなく、自宅でホワイトニングを行うことができる。
・オフィスホワイトニングに比べ、均一に白くなりやすい。
・後戻り後の再ホワイトニング（タッチアップ）の際、マウスピースが残っていれば薬液追加で再開できる。
ホームホワイトニングのデメリット
・オフィスホワイトニングにくらべ歯が白くなるまで時間がかかる。
・毎日継続的に行う必要がある。
ホワイトニング 料金表
相談・・・無料
◎オフィスホワイトニング
・歯科医院で施術を行います
・施術当日に白さを実感できます
白さ定着のため、２回行います。
１回90分×２ 28,000円 + 税
タッチアップホワイトニング（前回から1年以内）
1回 12,000円 + 税
◎ホームホワイトニング（上下顎）
・自宅で白くしていきます。
・白さのコントロールができます
（薬液の追加でお好みの白さまでホワイトニングできます）
・（オフィスに比べて）しみにくく、白さが長持ちします。
上顎のみ、または下顎のみ 20,000円 + 税
上下顎ホワイトニング 30,000円 + 税
薬液追加 1本 3,500円 + 税
◎デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングで白くしてホームホワイトニングでよりきれいに、白さを長持ちさせます。
上下顎 52,000円 + 税
当院では安全性の高い国産メーカーＧＣ社の「ティオン・オフィス」、「ティオン・ホーム プラチナ」を採用しております。
注意事項
ホワイトニング効果には個人差がありますので予めご了承ください。
妊娠中、または授乳中の方はホワイトニングできません。
ホワイトニングをしても白くならないケースもあります。
1.歯の神経が死んでしまって奥から黒ずんでいる場合の一部
2.虫歯治療で歯が黒くなる薬剤を使用している場合
3.歯に詰め物や被せモノがしてある場合
上記のような場合で歯を白くご希望の方は、貼る、または被せモノで白くすることをお勧めします。
自分ではわからない場合は担当ドクター、または歯科衛生士にご相談ください。
