よくあるご質問について
当院に寄せられておりますご質問のなかから、特に多いお問い合わせおよびその回答を掲載いたします。下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お問い合わせフォームもしくはお電話にてお気軽におたずねください。
Q&A(よくあるご質問と回答)
子供の虫歯や歯周病のなりやすさは3歳までに決まると言われています。生まれたての頃は全員誰しもが口の中は無菌で、徐々にそこから菌が定着していきます。その定着した菌が虫歯を作る菌が多いか、歯周病になる菌が多いか、それらを引き起こさない菌が多いかで今後のお口の中の環境が決まってきます。つまりは、虫歯や歯周病は、風邪やインフルエンザと同じ感染症の一種なのです。
では、その菌はどこからうつってくるのか。それは多くの場合はお父さんお母さん、またはおじいちゃんおばあちゃんからです。生活するうえで箸やスプーンの共用や、コップの使いまわし、子供が小さければ食べる前にふーふーしてあげるのも感染のリスクとなります。それらを全くしないのも、なんだか愛情が向けられないような気がしますが、特に両親が虫歯や歯周病になりやすい方は、それらをなるべく避けることが一番の愛情なのかもしれません。
ただ、一つ気を付けないといけないことは、虫歯にならないからと言って歯磨きを怠ると、食べかすが歯間に残ってしまい、その食べ物自体の酸で歯が徐々に溶けていってしまいます(酸蝕症といいます)。気を付けましょう。
その他に虫歯の増悪因子として、唾液量や歯自体の虫歯のなりやすさがあります。
虫歯や歯周病になりにくい口内環境にしたい方はオーラルプロバイオティクスをおすすめします。
(特殊診療→オーラルプロバイオティクス参照)
むち打ち症とは、事故などで頭部や全身を強打し、症状が全身もしくは体の一部に残った後遺症の総称をいいます。(インフルエンザ以外の咳、熱の症状を総称して風邪のようなものです)。これは交通事故に限らず、スポーツ時の事故による怪我にも該当します。そしてその原因はさまざまであり、医科の検査では原因が明らかにできない場合もあります。
当院ではそのような場合の治療を歯科の観点から30年研究をし、多くの患者さんの治癒、改善を行ってきました。医科でこれ以上事故等の後遺症回復が見込まれないといわれた方、整体に通い続けなければいけない方、原因不明の頭痛、腰痛に悩まされてきたかたはぜひ当院に一度ご相談ください。
当院の治療で95パーセント以上の方が改善されています。
※むち打ち症、頭痛、スポーツ歯科治療は自費治療になりますので予めご了承ください。
同じ歯周病治療を目的としてますがこの二つは治療法の概念が全く違います。
農業に例えるならば、
歯周内科は農薬をまいて、害虫を一掃するイメージ。
オーラルプロバイオティクスは、合鴨農法のように、自然と害虫駆除を促していくイメージで。口腔内の改善化を目的とします。
歯周内科のほうが治療効果のキレが良く、効果の実感もすぐに感じることができます。ただしお薬を使う都合上、一部の方は治療をお断りしたり、短期間で複数回通っていただく必要があるなど、一部制限があることがあります。
オーラルプロバイオティクスは効果が出るのに期間がかかりますが、万人に対しデメリットは一切ありません。
歯周病の予防、リスクの軽減、軽度歯周病の治療を目的とする場合はオーラルプロバイオティクスを、
中等度~重度歯周病の治療を目的とされる場合は歯周内科を行い、その後にオーラルプロバイオティクスを行っていただき、口腔内を良好に保っていただくのがベストです。