当院の矯正のポリシー 「できる限り歯を抜かない矯正」
見た目だけでなく、機能的な矯正治療

当院では極力歯を抜かないでの矯正を目指します(親不知は除く)。
抜歯をしてしまうと本来あるべき噛み合わせが崩れてしまいます。あまり知られていないことですが、もしかみ合わせが崩れてしまい、その人にとってバランスの悪い状態になってしまうと、一見関係なさそうな首の頸椎の向きが変わってしまい、慢性的な肩こりや腰痛、片頭痛が起きやすくなってしまいます。また、運動能力や筋力の低下にも関わってきます。
逆に、きちんと矯正を行い、最後のかみ合わせをしっかり合わせれば、肩こり、腰痛や頭痛の改善や、運動能力の向上につながります。
したがって当院での矯正は極力、非抜歯での矯正治療を目指していきます。
もしやむを得ず抜歯での矯正になってしまっても、当院では責任をもってかみ合わせ治療をさせていただきますのでご安心ください。
他人に気づかれることなく矯正ができる 「マウスピース矯正」
マウスピース矯正とは何か
まずコンピューターでその患者の理想のゴールを設定します。そして現在の歯型をとり、それを元にマウスピースを作ります。出来てくるマウスピースはコンピューターでシミュレーションを行い、現在の状態から徐々に理想のゴールに向けて歯が動くように、複数枚できてきます。そのマウスピースを毎週交換していただき、歯を動かしていきます。
マウスピースは無色透明で、審美性を保ったまま矯正治療を行うことができます。痛みもほとんどなく、他人にほとんど気づかれることもありません。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
メリット
- 目立たずに矯正ができる
- 通常と同じように食事ができる
- 通常通り歯磨きができる
- 金属アレルギーの方でも使用できる
- 矯正装置が自分で取り外すことができる
- スポーツや楽器を演奏しながらでも使用できる
- 従来の矯正装置と比べて比べて痛みがでにくく、口腔粘膜も荒れない。
デメリット
- 毎日長時間(基本的に食事の時以外)つけ続ける必要がある
- 食後必ず歯を磨かなければいけない
- 症例によってはマウスピース矯正では苦手なケースがある
(当院ではマウスピース矯正ご希望で、症例的に難しい方は、一時的にワイヤー矯正でマウスピース矯正の苦手な部分を治してからマウスピース矯正に移行させていただくことがあります)
※注意事項
マウスピース矯正では真面目に使用していただいてるにもかかわらず、時折何らかの理由で予定通り歯が動かなくなる場合がございます。
当院では、もし歯が癒着している(何らかの理由で歯と骨がくっついていて、矯正力をかけてもそこだけ動かない状態)等で予定通り矯正がすすまなかった場合、専門医により再度治療計画を練り直し、ケースに応じ外科処置やワイヤー等で部分的に保障させていただきますのでご安心ください。